こんにちは、岡田です。
夏期講習が進行中です。
夏期講習の前半期間は復習期間ですから、今までやったことをもう一度完璧になるまでやる期間です。
この復習は勉強にとって、もっとも重要なことであると言って良いでしょう。
私がよく生徒に話す具体例があります。
例えば、サッカーでコーチに無回転シュートの蹴り方を教わった時。
例えば、テニスでサーブの打ち方を習った時。
例えば、野球でフライの撮り方を教わった時。
教え方がうまいコーチが教えると、「なるほど」と子供達は思います。
では、その次の瞬間にやろうとしていたことが、できるようになるでしょうか?
子供達は実体験から、それはできないことがわかります。
私たちは、頭で「分かる」ことと実際に「できる」ことに大きな隔たりをもつ生き物なんです。
先日、サッカーW杯がありました。
日本は惜しくも決勝リーグ一回戦で敗退してしまいました。(惜しかったですよね〜!)
応援をしていると、サッカー経験者やサッカーに詳しい人は「〇〇がダメだ」とか「〇〇が機能していない」とか、色々と自分の目から見えることを呟きます笑
もちろん、本人にそれができるわけありません。
でも、言っていることが全て間違っているわけではないでしょう。
むしろ詳しい人なんかは、核心をつくようなことを言うこともあります。
私たちにとって、理論として頭で分かっていることと、実際に動くことは全く別のことです。
勉強だってこれと違うはずありません。
勉強でもっとも大事なことは「分かる」→「できる」にすることなのです。
スポーツならコーチに習ったことを思い返しながら、練習するでしょう。
勉強にもこれと同じことが必要です。
習ったことを反復することが大切と言うことですね。
「復習」はこの練習に当たるところです。
もっとも大事と言えるのはこのためです。
中学校3年生は受験を控えていますから、夏の間に中1、2の復習も行います。
これもものすごく大切なことです。
夏の時間を有意義に使うためにも、宿題なんかとっとと終わらせて、受験勉強に移れるようにしましょう。
それにしても暑い日が続いています。
部活などで、体調を崩さないように気をつけて欲しいものです。
読んでいただいてありがとうございました!