宮城県の公立入試を突破するために必要なこと②〜併願編〜

前回、宮城県の公立入試を突破するために必要なこと①〜内申点編〜【受験情報】という記事の中で、宮城県の入試における内申点の扱いを書きました。

今日は「宮城県の公立入試を突破するために必要なことシリーズ」第二弾として、併願について書いていこうと思います。

そもそも併願とは何かというと、「複数の高校に願書を出し、受験をすること」です。

宮城県の場合、私立高校はA日程、B日程のどちらかでしか受験することができないので、併願できる高校の数は少ないです。
そのため、あまり併願に力を入れるという習慣がないようです。

しかし、それでも気をつけなければならないことがありますし、あまり注目されていないからこそ、差が生まれるところでもあります。

そもそも宮城県の入試日程は?

平成30年度の入試日程はすでに出揃っています。
以下にそれをまとめました。

もし公立第一志望で最大に受験をしようと思った場合は

1月24日 私立A日程
1月26日 私立B日程
1月31日 公立前期入試
2月18日 高専一般入試
3月6日  公立後期入試

という流れになります。
実際は、高専の受験を挟むことはほとんどないでしょう。
あくまで最大で受験しようと思った場合です。

また、公立第一志望であることを前提にすると、1月31日の受験で合格した場合、ここで終了になります。
志望校の内申点基準まで達していない場合、1月31日は受験できません。

最大でこれですから、実際は1月31日の前期入試までに私立を1校受けて入試という流れが多いようです。

1月24日 私立A日程
1月31日 公立前期入試
3月6日  公立後期入試

こんな感じです。

では、この入試日程の中で、どういう点に注意すれば良いかを記したいと思います。

「公立第一志望だから私立は受験しない」はオススメしません!

公立が第一志望だから、私立は受験しない!というのは極力避けたほうが良いです。
最大の理由は、「第一志望の受験が一発目というのはすごく緊張するから」です。

いや、これってすごく大きいことなんですよ。

宮城県の多くの中学生にとって、受験は初めての経験です。
自分のやってきた努力に対して、はっきり他人と比べられ、「合格・不合格」とつけられるのですから、重圧も大きなものになります。
特に一生懸命勉強した子ほど、そのプレッシャーが大きくなります。

確かに入学する意思のない高校を受験するのは、検定料が勿体無いような気がしますよね。
学力を測るなら模試で良いじゃんという気持ちもよくわかります。

しかし、第一志望の受験前に入試を経験するというのは、子供達にとって大変重要なことなのです。
それに私立の入試は抑えの高校を受験することになりますから、合格をもらう可能性が高いです。
一度合格をとっておくことは子供の安心感につながります。

私立の検定料は多くの学校が14000円です。

少し高いですが、受験の雰囲気を味わうのには最適ですから、必ず1校は受験することをお勧めします。

私立はあり?なし?それによって併願は切り替える

宮城県の高校入試は、日程関して迷う余地があまりありません。
なので迷うとしたら、どこを受験するか?というところになります。

前述した通り、私立を受けないという選択は、できるだけ避けたほうが良いです。
ただ、どこを受けるかに関しては、その生徒の「現在の学力」と「第一志望がどこか」を見なければいけません。

例えば、「第一志望が現在の学力よりも高くて、私立も視野に入っている」パターンなら、頑張って第一志望を受験しましょう。
一方、「第一志望が現在の学力よりも高くて、私立には絶対に進学できない」パターンなら、第一志望を下げるという選択が視野に入ってきます。

現在の学力と第一志望の偏差値が離れれば離れるほど、私立に入学する可能性も高まります。
そのため、第一志望が現在の学力から比べて高いのなら、私立に行く覚悟も同時に持たなければなりません。

さらに大切なのは、前期入試を受験できるのかどうかです。

現在の学力と第一志望が離れていたとしても、内申点が取れていれば、前期入試を受けることができます。
しかし、内申点が取れておらず、前期入試が受けられないとすると、後期入試の一発勝負となります。
その一発勝負をクリアしないと二次募集に回ることになり、第一志望からは大きく偏差値を下げてしまうことになります。
以下に具体例を示します。

例えば、
偏差値53の生徒が偏差値58の高校を目指していたとしましょう。 内申点は基準に達しておらず、前期入試は受けられません。 私立で偏差値50の高校には合格したけれど、残念ながら第一志望の公立高校には合格できませんでした。 この生徒の場合、私立に進学できるならば、偏差値50の私立高校に進学することになります。 しかし、私立の進学がダメな場合、二次募集に回ることになり、偏差値が40程度の高校に進学することになるでしょう。

もしこういう状況になるなら、そもそも第一志望を偏差値50の高校に下げておけばよかった!と後悔することもあるかもしれません。
現在の偏差値が53なのに、偏差値40の高校にすると、その差が大きくて、モチベーションを保てるか心配になります。

つまり、一か八か受験になってしまうと、ダメだったときのダメージが大きくなりすぎてしまう可能性があるんです。

子供達の学習は高校進学後も続きます。
大学受験というところまで視野に入れた高校選びをするなら、ダメでもその経験を活かせる高校に進学する必要があります。

大学受験を目指して高校受験をしていたのに、二次募集に回ってしまい、生徒の8割以上が就職を目指している高校に進学してしまった。ということになってしまうと、その後の大学受験はかなり難しくなってくると言えます。

特に学力というのは環境に大きく作用されるため、自分の目的になった学校を選択し、目的に合わせた併願を組む必要があるということです。

最後に

最終的に併願の判断は、本人と保護者の方との話し合いで決まるものです。
ご家庭によって、様々な考えがありますし、どれが正しいとは言えません。

今回の「宮城県の公立入試を突破するために必要なこと②〜併願編〜」がその話し合いの一助になれば良いなと思います。

特に受験生はそろそろ志望校がはっきりとしてくる時期ですので、どういう併願を組むのかを考えてみると良いでしょう。

読んでいただいてありがとうございました!

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